外出前にテキパキ動ける!?楽しく時間の感覚を身につける3ステップ
こどもは時間の感覚がわからず、
家を出る時間が迫っているのに
まだ用意ができていないー!!
なんてことは良くありますよね。
「あと5分で家を出るから用意して!」
と事前に知らせても、
「うん、わかったー」
と返事が返ってくるだけで動く気配がない。
いらいらしてきて、
「はやくして!!!」
なんてこと良くあるのではないでしょうか?
そもそも、こどもたちは
「5分」という感覚を理解できているのでしょうか?
こどもにとって時間の感覚は
なかなか理解できないものです。
そこで、家を出るまでの用意を
自分でしてもらうために
3ステップを踏んでいきましょう!
☆ステップ1
こどもに楽しく時間を理解してもらおう!
用意するものはストップウォッチ。(スマホ可)
こども自身に
ストップウォッチのスタートとストップを
押してもらいましょう。
まずは5秒から。
「ここに5の数字が出たら、ストップを押してね!」
と言って、うまく出来たら
次は10秒、20秒と増やしていきましょう。
今度はお母さんの番。
ストップウォッチを持って、
「20秒の間にお片づけね!」
など、こどもに課題をしてもらいます。
課題が終わったら、
ストップウォッチを見せて
「○秒でできたね!偉いね!」
「○秒でできたね!惜しかったなぁ!」
とゲーム感覚で時間を感じてもらいましょう。
この時、ストップウォッチを使うのは
目で時間を理解させるためです。
ただ過ぎていく時間を
こどもが理解するのはすごく難しいこと。
視覚化を図ることで理解しやすくなるのです。
これを繰り返すことで、
「30秒で服が着替えられるかな??」
「10秒で靴が履けるかな?」
と親が声かけをするだけで
やってくれるようになるはずです。
☆ステップ2
自分で考えて準備できるようになろう!
保育園や幼稚園に行く時など、
初めは親が手伝っていますよね?
それをこどもたちが考えて準備するように
声かけをしてみましょう。
例えば
着替え
↓
鞄を持つ
↓
靴を履く
の順番に用意をしないといけない場合、
最初のうちは、
「お着替えしたら鞄を取りに行こうね」
「鞄をもってきたら靴を履こうね」
と声かけを何日か続けていき、
こどもが身についてきたら、
「お着替えができたら、次はどうするの?」
と自分で考えさせるようにしていきましょう。
☆ステップ3
自分で外出の用意をしてみよう!
ここまで出来れば、あとは簡単。
「何秒で用意できるかな?よーいドン!」
とゲーム感覚で
お出かけの準備をしてもらいましょう!
☆補足
ステップ2が
なかなか出来ない子には、
やらなければならないことを
視覚化してみましょう!
このように視覚化することで理解しやすく、
次にしなければならないことがわかり、
ここまで出来れば終わりなんだ。
という情報を前もって提示することもできます。
これらは、外出の準備だけでなく、
いろんなことに応用できると思います。
こどもたちが楽しく準備できるようになれば良いですね!