両足ジャンプが苦手なこどものジャンプ克服方法2つ
両足でピョンピョン飛ぶのが苦手なお子さん、
周りにいませんか?
わたしが産前に働いていた職場では、
こどもの運動発達を診る機会があり、
運動発達のお手伝いをしていました。
両足ジャンプの獲得時期は
2歳頃と言われていますが
運動発達が遅れている子の中には
3歳になっても両足ジャンプがなかなか出来ず、
「上にジャンプはできるけど前に飛べない子」
「両足で飛べず、片足ずつになってしまう子」
などがいました。
そんなこども達に教えていたジャンプの方法2つを
書いていきたいと思います。
☆低い台から降りる
step1
まずは大人が手助けをするところから始めましょう。
こどもは低い台の上に乗っていてもらい、
大人はこどもの横に立ち、
こどもの脇の下を持って抱えます。
そして、
「イチ、ニ、サン!」
の掛け声とともに
こどもを一段下に降ろしましょう。
この時、両足ジャンプで
下に降りることができるように
しっかりこどもを持って降ろしてあげてください。
step2
今度は
イチ→膝を伸ばしたまま
ニ→膝を曲げる
サン→膝を伸ばす
となるように
「"ニ"でお膝を曲げてね!」
と声をかけましょう。
その後は同じように
「イチ、ニ、サン」の声かけで
こどもを台から降ろしましょう。
step3
こどもが慣れてくると、
大人がこどもを持っているチカラを緩めて、
もう一度同じことをします。
ドンドンこども自身のチカラで飛べるように
なってきたら、ひとりで飛ばせてあげてください。
☆目印をつけて飛び越える
床にビニールテープなどの目印をつけましょう。
ビニールテープがない場合は、
リボンや紐なんでも構いません。
こどもが見えやすい色で、
障害物なんだと分かればなんでもOKです。
あとは、先ほど紹介した
☆低い台から降りる
の方法と同じです。
膝を曲げて伸ばすジャンプができるように
手助けをすることを意識しながら
手伝ってあげてください。
目印をつけて飛び越える方法は
難しいことが多いです。
前段階として、台から降りる(階段でも可)練習
から始める方がうまく行くと思います!
普段のお出かけの時など、
ちょっとした場面で、
階段の1番下まで降りてきたらジャンプをしてみたり
わかりやすい模様が床にあったら
「あの線をジャンプしてみよう!」
と声かけをしながら
親子で一緒に頑張ってみてくださいね。
何度も練習するときっと上手くなるはずです!