7日間でずり這いからハイハイに!〜3つのトレーニング方法〜
ずり這いからハイハイになるのは結構難関!
赤ちゃんの周りに
ハイハイをしているお友達がいると
真似をして出来るようになったりするようですが、
ずっと家で過ごしている赤ちゃんは
ハイハイの環境が無いものです。
我が子もそんな赤ちゃんのひとり。
ずり這いは5ヶ月後半で獲得したものの、
7ヶ月たってもずーっとずり這いで、
ハイハイ(四つ這い)をする兆しが見えませんでした。
産前は運動発達を診る仕事をしていたわたし。
赤ちゃんにハイハイをしてもらうのには
苦労した覚えがあります。
わたしが診た中で
ハイハイがちゃんと出来ない子には
2パターンありました。
①ずり這いからハイハイ(四つ這い)が出来ない子
②手は床についているが、脚を交互に出せない子
この2パターンに分けて方法を説明しようと思います。
①ずり這いからハイハイが出来ない子
足は交互に出せているし、
あとは手のひらが床につくだけで完成なはず。
その手、グーになっていませんか?
ハイハイをするには手がパーになり、
手のひらを床につけることが大切です。
まず、手を使う練習をしましょう。
おもちゃを握らせたり、離させたりすることで
手のグーパー運動をさせましょう!
それが出来たら、
今度は床に手のひらをつける練習です。
うつ伏せの状態で脇にタオルを通し、
上から吊ってあげましょう!
この時、
赤ちゃんの手のひらが地面につくぐらいの高さを
キープしてください!
脇のすぐ下に入れた方がやりやすいですよ!
あとは赤ちゃんが前に進むのに合わせて
動くだけ!
上から吊られて、手のひらがつくことで
手のひらをつけてでも前に進むことができるんだ!
という感覚を身につけさせてあげてください。
わたしは息子に7日間、
ちょっとした時にこれを練習したことで
ハイハイができるようになりました!
②手は出来ているが、足が交互に出せない子
このパターンは、
うつ伏せが出来ないことでずり這いの経験が無い子
に多くみられました。
座った状態で手を前に出して進むパターンです。
この場合は、足を交互に出すことが必要です。
用意するものは
赤ちゃんがもたれられるような高さの台。
どんなものでも構いません。
台にもたれさせながら赤ちゃんに遊んでもらい、
台を前にゆっくりと進めましょう。
この時、足が前に進まなければ、
片方ずつ前に出してあげてください。
膝立ちで前に進む要領です。
後は、オムツ替えの時などに
脚を交互に動かしてあげる等
脚は交互に動かすことができるということを
身につけさせてあげてください。
そうすると、床に手がついた時に
ハイハイの要領で進んでいってくれるはずです。
赤ちゃんが運動するということは、
やったことのない動きを身につけていく
ということです。
知らない動きをしていくためには
ちょっとした手助けをしてあげることが
必要かも知れませんね!