shinmaihaha88のブログ

2018年6月に男児出産。経験、失敗談、運動発達の豆知識など

赤ちゃんの手の運動発達って知っていますか?〜握る・つまむ〜

赤ちゃんが寝返ったり、

ハイハイしたり、歩きはじめたり。

そんなカラダ全体の運動は想像がつきますが、

手の運動発達って意識したことありますか??

 

赤ちゃんの手の運動も

カラダ同様、少しずつ経験を重ねて使えるように

なっていっているのです!

今回は、そんな手の運動発達について

書きたいと思います。

 

反射の時期(産まれたばかりの赤ちゃん)

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産まれたばかりは、ずっと手を握っていることが多いですよね。

赤ちゃんの手が少し手が緩んでいる時に、

指を置いてみるとギュッと握ってくれます。

「あ、握ってくれた!!」

と思って嬉しい気持ちになりますよね!

でも、あのギュッと握る動作は、

赤ちゃんが意識的にしているのではなくて、

"把握反射"と言って

産まれながらにもった反射なのです。

意識的に握り始めるのはもう少し先になります。

 

握る運動(3〜6ヶ月頃)

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3ヶ月を過ぎて首が座り、

目と手が協調的に動くようになって来ると

少しずつ意識的に動かすようになります。

4〜6ヶ月頃には把握反射が無くなり、

自分の意思で掴めるようになってくると言われています。

 

4ヶ月頃の最初の握り方は、

手の親指側はあまり開かず、小指側で握り込み、

手首を手のひらの方へ曲げています。

 

5ヶ月頃は、親指側も手を開いてくることで

手のひら全体を使って握ります。

 

6ヶ月では、親指や中指側で握ることができるようになります。

6ヶ月頃になっても、握る時には手首を手のひらの方に曲げていることが多いです。

 

つまむ運動(7〜12ヶ月)

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7ヶ月頃から、つまむ運動が始まってきます。

手首はまっすぐ使えるようになり、

親指、人差し指、中指の3本と、

手のひら全体を使い、

握るとつまむの間のような運動になります。

 

8ヶ月頃は手のひらを使わずに

親指、人差し指、中指の3本を使ってつまみます。

 

9.10ヶ月頃は親指と人差し指の2本でつまむことができます。

 

11ヶ月頃は指の腹の部分でつまみ、

12ヶ月頃は指先で摘めるようになっていきます。

 

ざっくり言うと、

小指の方から親指の方へ

手のひらから指先の方へ順に発達していきます。

 

赤ちゃんの手の運動って

こんなに複雑な運動をしているんですね!

 

我が子は8ヶ月に入ったばかりですが、

おやつを渡すと、

親指、人差し指、中指の3本の指で

もぎ取るようにわたしの手から奪っていきます。

あぁー、ちゃんと使えるようになってきてるんだな

と関心してみています。

ちなみに、握ることも大切ですが、

離すことも大切。

 

次回は手をパーにして開く運動について書きたいと思います!