たかいたかい!赤ちゃんのバランス能力に良い?
赤ちゃんの"たかいたかい"。
実は体幹のバランス能力の向上には良いんです。
注意点を踏まえて説明しようと思います!
☆赤ちゃんの高い高いの目安はいつから?
首が座っていることが大前提!
ひとりでコロンコロン寝返りが出来ている
ある程度座ることが出来る
これをクリアしていると
体幹の能力も付いてきている頃なので
良いと思います。
赤ちゃんの個人差にもよるので、
何ヶ月からオッケーと具体的には言えませんが
寝返りがしっかり出来ていること
お座りがある程度出来ていることを目安に
していると大丈夫だと思います。
☆揺さぶられっ子症候群に注意
"たかいたかい"は
天井に向かって放り投げたりするイメージ
ではないですか?
赤ちゃんの"たかいたかい"は
まだまだその段階ではありません。
激しく"たかいたかい"をしてしまうと
揺さぶられっ子症候群の危険性があるからです。
そもそも、赤ちゃんの脳は大人と違い
頭蓋骨と脳の間にスペースがあります。
そんな赤ちゃんを振り回すと
どう言うことが起こるかイメージつきますか?
例えば、鈴。
鈴の外側の金属を頭蓋骨、
鈴の中の小さな球を脳に
見立てると、
鈴を激しく揺さぶれば、
鈴の中の小さな球が金属にぶつかりますよね?
ということは
赤ちゃんも激しく揺さぶれば、
脳が頭蓋骨にぶつかってしまう可能性がある
ということです。
そうすると脳が傷つき、
脳内出血を引き起こしてしまう可能性があります。
わかりやすくいうと
これが揺さぶられっ子症候群です。
ということで、
揺さぶられっ子症候群にならないように
「激しく放り投げるような"たかいたかい"をしない」が原則です。
☆どのように"たかいたかい"をすれば良い?
まず、"たかいたかい"をする前に、
「今から"たかいたかい"するね?」
と毎回声をかけてあげましょう!
①寝転んで"たかいたかい"
"たかいたかい"をする人が寝転んで、
膝からスネの上に赤ちゃんの下半身を乗せて、
赤ちゃんの上半身は手で持って、
赤ちゃんを持ち上げるようにして"たかいたかい"
をする。
②座って"たかいたかい"
文字のごとく、座った状態で"たかいたかい"
赤ちゃんを顔の上より持ち上げてあげると
すごく喜んでくれます!
③立って"たかいたかい"
胸の高さから顔の上まで
赤ちゃんをゆっくりともちあげてみて、
大丈夫そうだったら
もうちょっと早く持ち上げてみたり
赤ちゃんの様子を見てしてあげましょう。
☆何故"たかいたかい"はバランス能力に良い?
人間の平衡感覚、バランス能力には、
耳の中にある三半規管や耳石とよばれる器官
が関わっています。
三半規管は身体の回転を感知するセンサーの役割、
耳石は上下や前後左右などの直線運動を感知するセンサーの役割
を担っています。
"たかいたかい"をする事で、
日頃赤ちゃんにとって刺激の少ない上下の運動を
養うことができるのです。
☆ブランコ遊びや飛行機遊びも効果的!
"たかいたかい"は上下の運動でしたが、
赤ちゃんを持ち上げて
ゆらゆら前後へ動かしてあげるような
ブランコ遊びや飛行機遊びも平衡感覚を養うのに
効果的です。
これらの遊びをするとき
は赤ちゃんの様子をみながら行ってくださいね!
わたしも、
クッションの上に息子を乗せて
飛行機遊びをしています。
キャッキャと楽しそうに遊んでくれています!
運動神経が良くなってくれると良いなぁ...