shinmaihaha88のブログ

2018年6月に男児出産。経験、失敗談、運動発達の豆知識など

たかいたかい!赤ちゃんのバランス能力に良い?

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赤ちゃんの"たかいたかい"。

実は体幹のバランス能力の向上には良いんです。

注意点を踏まえて説明しようと思います!

 

☆赤ちゃんの高い高いの目安はいつから?

首が座っていることが大前提!

ひとりでコロンコロン寝返りが出来ている

ある程度座ることが出来る

これをクリアしていると

体幹の能力も付いてきている頃なので

良いと思います。

赤ちゃんの個人差にもよるので、

何ヶ月からオッケーと具体的には言えませんが

寝返りがしっかり出来ていること

お座りがある程度出来ていることを目安に

していると大丈夫だと思います。

 

☆揺さぶられっ子症候群に注意

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"たかいたかい"は

天井に向かって放り投げたりするイメージ

ではないですか?

赤ちゃんの"たかいたかい"は

まだまだその段階ではありません。

 

激しく"たかいたかい"をしてしまうと

揺さぶられっ子症候群の危険性があるからです。

そもそも、赤ちゃんの脳は大人と違い

頭蓋骨と脳の間にスペースがあります。

そんな赤ちゃんを振り回すと

どう言うことが起こるかイメージつきますか?

例えば、鈴。

鈴の外側の金属を頭蓋骨、

鈴の中の小さな球を脳に

見立てると、

鈴を激しく揺さぶれば、

鈴の中の小さな球が金属にぶつかりますよね?

ということは

赤ちゃんも激しく揺さぶれば、

脳が頭蓋骨にぶつかってしまう可能性がある

ということです。

そうすると脳が傷つき、

脳内出血を引き起こしてしまう可能性があります。

わかりやすくいうと

これが揺さぶられっ子症候群です。

 

ということで、

揺さぶられっ子症候群にならないように

「激しく放り投げるような"たかいたかい"をしない」が原則です。

 

☆どのように"たかいたかい"をすれば良い?

まず、"たかいたかい"をする前に、

「今から"たかいたかい"するね?」

と毎回声をかけてあげましょう!

 

①寝転んで"たかいたかい"

    "たかいたかい"をする人が寝転んで、

     膝からスネの上に赤ちゃんの下半身を乗せて、

     赤ちゃんの上半身は手で持って、

     赤ちゃんを持ち上げるようにして"たかいたかい"

     をする。

②座って"たかいたかい"

    文字のごとく、座った状態で"たかいたかい"

    赤ちゃんを顔の上より持ち上げてあげると

    すごく喜んでくれます!

③立って"たかいたかい"

    胸の高さから顔の上まで

    赤ちゃんをゆっくりともちあげてみて、

    大丈夫そうだったら

    もうちょっと早く持ち上げてみたり

    赤ちゃんの様子を見てしてあげましょう。    

 

☆何故"たかいたかい"はバランス能力に良い?

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人間の平衡感覚、バランス能力には、

耳の中にある三半規管や耳石とよばれる器官

が関わっています。

三半規管は身体の回転を感知するセンサーの役割、

耳石は上下や前後左右などの直線運動を感知するセンサーの役割

を担っています。

"たかいたかい"をする事で、

日頃赤ちゃんにとって刺激の少ない上下の運動を

養うことができるのです。

 

☆ブランコ遊びや飛行機遊びも効果的!

"たかいたかい"は上下の運動でしたが、

赤ちゃんを持ち上げて

ゆらゆら前後へ動かしてあげるような

ブランコ遊びや飛行機遊びも平衡感覚を養うのに

効果的です。

 

これらの遊びをするとき

は赤ちゃんの様子をみながら行ってくださいね!

 

 

わたしも、

クッションの上に息子を乗せて

飛行機遊びをしています。

キャッキャと楽しそうに遊んでくれています!

運動神経が良くなってくれると良いなぁ...