うつ伏せ嫌いな子は運動発達が遅れる!?うつ伏せ克服の方法
shinmaihahaです。
わたしは出産前、医療職に携わり
特に子供の発達について診る立場にありました。
病院には運動発達が遅い子が
検診に引っかかりやってくるのですが、
ほとんどのお子さんがうつ伏せをしていない...
そんな子のお母さんは
「うつ伏せが嫌いで、
あえてうつ伏せにしてみると泣いてしまうんです。
だから、うつ伏せをせずにここまで来ました。」
とのこと。
すごく気持ちがよくわかります。
泣いちゃう赤ちゃんをみていたら、
無理にやらせなくて良いかぁ。ってなりますよね。
でも、発達が遅れて検診に引っかかる子は大抵うつ伏せが出来ていない子。
1歳近くになっても、お座りがひとりで出来なくて
やってくる子が多いんです。
お座りをしていてバランスを崩した時に
パッと手をつくことができずに転んでしまうんです。
そんな子をうつ伏せにしてみると、やっぱり泣いてしまう...
うつ伏せを克服させたい!!
そこで、わたしがおすすめするうつ伏せ克服方法2つを紹介しようと思います。
☆お母さんが赤ちゃんを抱っこして仰向けになる
これは赤ちゃんが1番安心して
うつ伏せになれる方法だと思います。
赤ちゃんを抱っこしたまま、
お母さんが後ろに倒れていくことで
赤ちゃんは必然的にうつ伏せになることができます。
この時、一気におかあさんが寝転んでしまうと
うつ伏せに慣れていない赤ちゃんは
嫌がってしまう可能性が高いです。
そのため、前段階として、
お母さんが壁やソファーにもたれかかり、
傾斜を少しずつつけて慣れさせてあげてください。
赤ちゃんが嫌がらない角度で試してみて、
大丈夫になったらまた深く倒れてみる
といった風に段階をつけてあげるといいと思います。
☆赤ちゃんの脇の下に丸めたタオルを入れてうつ伏せにする
うつ伏せが嫌な子は手を支えにして、顔があげられな子が多いです。
手で支えるという経験をつけさせてあげるために、
胸から脇の下にかけて丸めたタオルを入れてあげることで
赤ちゃんの手の支えの介助をしてあげてください。
そして、目の前でおもちゃを使って遊んであげてください!
片手を支えて手を伸ばし出せるとベストです!
わたしのおすすめは「お母さんが抱っこする方法」
赤ちゃんがうつ伏せを嫌いにならないように
嫌がり出したらやめてあげることも大事です!
赤ちゃんの発達は人それぞれ。
ハイハイをせずに歩くことができるようになった子だっています。
うつぶせを克服しなければならない!
って思って焦ってしまうかもしれません。
でも、絶対にできないといけないわけでもないのです。
段階を飛び越えたって良いんです。
あまり神経質にならずに、
遊びの一環のつもりで取り入れてみてくださいね!